2021年12月21日

今年も宜しくお願いいたします


皆さんこんにちは はやし幼稚園でするんるん

冬休みを終えて、11日より3学期が始まりました。
3学期は、子ども達の日々の遊びにも深みが生まれます。
友達との関わりが広がったり、遊びにも細かいルールが生まれたりと、
子ども同士で考え、遊び、楽しむ力がぐんと伸びる時期でもあります。

世の中の制約の中で園生活の工夫が必要とされる中でも、
お陰様で、子ども達の日常は変わらず、のびのびと、健やかな日々を過ごしています。

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2学期は幼稚園で過ごす期間も長く様々な行事がありました。少し振り返ってみましょうわーい(嬉しい顔)

「10月 運動会」
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      戸室小学校にて・・お天気に恵まれました晴れ


「11月 りんりん祭」
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子ども達が作り上げた7つの世界・・
『つちのなかのせかい』『オリンピックのせかい』
『みらいへいこう!』『いま、なんさい?』『ひこうきにのって、しゅっぱつだ!』
写真は『そらのうえのせかい』です曇り

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こちらは『かっぱのせかい』・・写真はかっぱの好きな食べ物を釣ってみよう〜のコーナーですグッド(上向き矢印)

「10月 ハイキング」「12月 はばたきの会」「クリスマス会」の行事があり、
日常生活にほど良い刺激を持つことができましたわーい(嬉しい顔)

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運動会後「連続逆上がり」に日々挑戦する子が何人もいました。
自分で決めた目標の回数を回れるとキラキラの笑顔ぴかぴか(新しい)
  
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今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
posted by 管理人 at 16:29| はやしのブログ

2021年12月16日

オリンピック・パラリンピック感謝状


 今年の夏に日本のみならず世界を楽しませてくれたオリンピック・パラリンピックるんるん
 きっと思い出の場面は皆さんそれぞれと思います。

 開会式から閉会式に至るまでの期間、無事の開催に誇りを感じます。
 何より、日本の力強さと想いを現実にしてくれた選手とスタッフの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

 園としては開催の一環として子ども達の日常をレポートさせていただきました。「頑張る姿・たくましい姿」は 
 選手の皆さんに届いたことと思います。
  
 この度、大会組織委員会より『感謝状』が送られてきました。幼稚園の掲示板にも掲示してありますのでご来園の際に
 どうぞご覧になってくださいわーい(嬉しい顔)東京2020感謝状_ようい、ドン!スクール御中.pdf
posted by 管理人 at 13:37| はやしのブログ

2021年11月29日

令和3年12月のおたより

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今年もあとひと月あまりとなりました。


手元にある歳時記カレンダーに目を止めると、冷たい北風が木の葉を散らす頃「朔風払葉 さくふう、はを、はらう」とありました。このように私たちの暮らしには、四季の移り変わりを自然から学び、自然と共に生活を営んできた先人からの知恵が、美しい言葉と風情で表現されています。

このカレンダーを眺めるたびに、園内の様子や園児たちの姿に自然の移り変わりが反映されていることに納得をしています。冷たい木枯らしの中でも、子どもたちは実によく外遊びをしています。


ほとんどの子どもが外に繰り出していることもよくあり、子どもの様子を見るために園庭からアスレチックをぐるりと回ってみますと、先日、日当たりのよい南側の小道で、満三歳児が小さなベンチに体を寄せ合って4人で座っていました。何やらクスクス笑いながらとても楽しそうにおしゃべりをしています。

そこを通りかかると、「あっ!園長先生、座っていいよ、どうぞ」と声をかけてくれましたが、どう見ても私のお尻は半分も乗り切れません。けれどその笑顔に引き込まれて無理やり座ると「ねっ、あったかいでしょ?」と4人は自分たちの見つけたことを、とても嬉しそうに笑いながら教えてくれました。4人は手を握り合って「手も、あったかいんだよ」とも教えてくれました。


こんな何気ない子ども同士の素敵なやり取りや冷たい風にも負けないでアスレチック広場を縦横無尽に駆け回り鬼ごっこに興じる子ども達、泥団子を作るための土探し、土作りの過程で、まるで研究者のように遊んでいる様子など、子ども達の園生活がまさにのびのびとした充実期に向かっているのを感じられるようになりました。そんな子ども達は、12月4日に行われる「はばたきの会」という表現の活動へと少しずつ、興味が向かっているところです。


幼児教育では表現はとても重要な教育課程のひとつですが、幼児にとっての表現とは?と考えてみるととても大切なことが見えてくるのです。まず、幼児期をひとくくりにはできない、その年齢なりの発達段階がある事です。3歳なりの表現を無理やり5歳並みにする必要はないということです。


そして一人一人には大切な個性があるということも忘れてはいけません。自分なりの表現が出来るということは、とても楽しいことですし、その上「できた!という自信を感じる」経験ができるのは大切なことです。また、クラスの友達と一緒に何かを共有しながらやることには、連帯感だけでなく、任される責任感の様な感覚も伴うことでしょう。出来たことをお家の方に見て欲しいと願う心の内には「うれし、はずかし」という感覚を覚えることもあると思います。


そして、表現の本質はこども主体であるということです。大人が型どおりのことを教えて繰り返し練習をさせ完成形を見せることではない、ということです。子ども達が楽しいからやりたいこと、もっとやりたいことになるように進めていきたいと考えております。

はばたきの会に向けて活動を進めていく期間は短いのですが、その間でみられる子ども達の心模様の変化は、とても大きく揺れ動いているようです。自ら心が動き、頭が働き、身体全体で表していく、そんな子ども主体の活動ですので、温かく見守っていただきたいと思います。詳細については後日おたよりでお知らせいたします。


さて、2学期の最後にはクリスマス会をいたします。毎年お伝えしていますが、子ども達はこの一年間、どの子もが、良い子であったことをおうちの方にはもちろんのこと、周りの大人たち皆から認めてもらえることを願っているのです。


そして、子ども時代には、どこか遠い遠い空の上から、一人ひとりの良い子達を見守ってくれている誰かがいることを、信じられる子どもたちであってほしいと思います。子ども達は誰もが皆、自分は良い子でありたいと心から望んでいるのです。クリスマスはそんな望みがかなう日です。


この日は幼稚園の一日が幻想的に変わります。子ども達によるキャンドルサービスや演奏会など落ち着いた雰囲気の中で会を楽しみ、先生たちも、いつもとは違う装いでその日の雰囲気を演出し、子ども達と夢と幻想の世界の中でクリスマス会を楽しみたいと考えております。執行役員の皆様には、裏方でお手伝いを頂きます。ご協力をいつもありがとうございます。


冬休みはご家族でどのように過ごされるでしょうか。

日本国内では、コロナが少し落ち着いてきているとはいえ、以前のように無防備に出歩くことは難しいかもしれませんが、今年は久しぶりに故郷へ向かう方もいるかもしれませんし、ご親せきやご友人と過ごす楽しい時間もあるかもしれません


基本的な感染対策として換気や手洗い消毒、場合によってはマスクの着用などの必要はあるとは思いますが、少しゆったりとした心持ちで、ご家族でよい時間を過ごしていただきたいと思います。孤立感が漂ったコロナ禍を振り返ると、「人とは、人のぬくもりと共にあるものだ。」と実感しております。


どうぞ、温かなぬくもりに満ちた新しい年を皆さまでお迎えください。

posted by 管理人 at 17:05| はやしのブログ