2020年10月28日

令和2年11月のおたより

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 秋の気配も深まり、園庭やアスレチックの落ち葉掃きが忙しくなってきました。
晴れていると汗ばむぐらいの陽気の下、年長児たちは運動会で披露したダンス、チャレンジした鉄棒、跳び箱、縄跳びなどを、自分なりに難易度を上げたり他のことにも目を向けてやってみたりと、様々な姿が見られます。特に創作ダンスは、年中児や年少児たちも大好きで、その音楽が流れ始めるといつのまにか、学年に関係なくあちこちから子ども達が集まってきて、大きな踊りの輪ができています。

また最近では、どの学年の子ども達も、友達と関わり合い遊ぶのがとても楽しくなってきたのか、保育室内では、多種多様なごっこ遊びの世界が広がっているようです。いろいろな種類のお店屋さんやお化けごっこ、劇場や病院ができています。ちょっと中を覗いて見ると保育室の半分ぐらいがその世界観に占領されていることもあり、どこの学年、場面でも、友達とその遊びに必要なものを作ったり、自分の言葉で一生懸命にやりとりをしようとする子ども同士の様子が見られます。

外遊びでもいろいろな種類の鬼ごっこや自分たちなりにルールを作りながらのボール遊びや乗り物を使っての遊び、砂場でも相変わらずダイナミックに、本当に楽しそうによく遊ぶ、じっくり遊ぶ、夢中に遊ぶ姿が見られます。その中で最近は言葉のやりとりの難しさや気持ちのすれ違いから生まれる摩擦(トラブル)など、子ども自身で直面する人間関係の壁に戸惑っている姿も見られます。そんな場面に遭遇すると私は、やっとこの大切な学びの時期が来たな、とほっと胸をなでおろしているのです。

6月から始まった園生活はまだようやく半年です。密を避けることに気を取られるあまり、子ども同士のかかわり方に保育者側が課す様々な制約が、子ども達の園生活に影響しているのは、否めませんでした。そして、私は人間関係を築いていくための力をこの幼児期にじっくり育てなければならないという思いに苛まれ、焦る気持ちがありました。

けれど子ども達は、こんな難しい状況、環境の中でも自らが伸びていこうとする芽を内包しているのだな、と感じさせてくれるのです。いろいろな摩擦の起きる場面でも、年少時は担任を求めて頼り、自分の思いを伝えあう方法のひとつとして「自分のことば」を使う経験をたくさん積んでいる様子があります。

そこでは、保育者がいることで安心して自分が出せて、自分の思いを聞いてもらえるという信頼感が不可欠です。年中児は5,6人の気の合う仲間や、共有できる遊びを介して、やり取りの楽しさを存分に味わうと同時に、相手の気持ちにも気付ける様な経験を見逃さないように、伝えあうことばの未熟さを補いながら、保育者が支え、子どもが自分で考える経験を積んでいる段階です。
年長児にとっては、仲間の中で自分の考えを出し合うことの楽しさ難しさを知り、折り合いをつけていくためには、どのようにすればよいのか、それができた時には、自分たちで問題を解決していくことに喜びを感じられる経験にしていきたいと考えております。

これからの園生活や行事への取り組み方を子ども達の様子をしっかり見極めながら、そして子ども達との対話を軸に出来ればと考えております。集団生活だからこそ獲得し得る「他者との関わりで生まれる力」響き合う力を子ども自身が感じながら、成長の一歩を歩めるようにしていきたいと思います。

そんな中、11月にはりんりん祭が予定されておりますが、今年度はおうちの方の来園は難しいと判断させて頂きました。今年はどのように取り組んでいこうかと職員会議で何回も討議してまいりましたが、やはり今般の状況を無視できず、今までのりんりん祭とは変えて、新しい価値を生み出そうと考えています。

昨年までのりんりん祭では、活動の過程で保護者など大人の力に助けられながら,当日を迎えていました。その年のテーマに沿って自分たちが想像し共有した世界が、自分たちの想像以上に大きく膨らんだり、現実味を帯びたりすることで、その達成度に驚き、感動することで、自分の家族だけではなくお友達の家族とも触れ合う楽しい経験をしていました。その中で大切にしていたのは、「様々な他者との関わりから視野を広げる」ということでした。

この点を踏まえて、それぞれの学年がその年齢にふさわしい形でどう取り組んでいこうかと協議を進めております。前段の記述にもありますように、はやし幼稚園の子ども達が、縦横無尽に子ども同士の関わりを広げ、混ざり、ある意味、混とんとする中から、集団と個の距離の取り方、その子なりの自己発揮の姿と子どもたち一人ひとりが感覚的につかむ集団の良さ(価値)と難しさ(違和感)から、助け合うことや認め合うことを経験し、確かな個の育ちへと繋げていきたいと考えております。

これからも、お便りなどでなるべく細やかに活動の経過をお伝えできればと考えておりますので、今年度 りんりん祭への取り組み方へのご理解を宜しくお願い申し上げます。

posted by 管理人 at 10:45| 園だより

2020年10月02日

令和2年度10月のおたより

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 秋の気配と共にあっという間に蝉の姿は消え、秋の虫達の唄が聞こえるようになりました。園庭の木々にはアカゲラ(キツツキ)やハクセキレイがやってきます。冬支度なのか、えさを求めて樹木のうろを忙しそうに、つついています。
園庭やアスレチック広場で虫探しをし、落ち葉やドングリ拾いをする子ども達の周りには、「自然」が息づいています。そこで仲間達と戯れ遊ぶ子ども達は、日々何に気づき、心を動かし、身体全体で受け止めながら、自分に取り込んだ様々な感覚を、どのように力にしていくのでしょうか。

幼稚園では、運動会に向けての活動が少しずつ始まりました。そして念願の絵本の貸し出しも始まりました。手探りをしながらも、幼稚園全体が大きくゆっくりと動き始めてきたような気がします。
新しい生活様式が定着してきたことで、学年での集まりやクラスを超えた関わりの機会を少しずつ増やしながら、人にはそれぞれ違う考えや思いがあることを、学び始めている子ども達です。そこでは、それぞれが自分の内にため込んだエネルギーを出し合うことで、ぶつかり合うこともあるでしょう。
思いがけなく共鳴し合い何倍にも膨らむ大きなエネルギーになる事もあるでしょう。そんな子ども同士の状況をよく見ると、そこには大抵「遊び」が存在します。そんな子ども同士が響き合えるような遊びが継続し、その面白さ、楽しさが学びのエッセンスを含ませながら展開していけるように、私達は、今の子ども達の姿をしっかりと見据えていきたいと感じている今日この頃です。そして、久しぶりに絵本を借りられるようになった子ども達は、とても嬉しそうです。

実は今年度から、新しい試みを始めました。以前は昼食時の指導として早く食べ終わった子ども達は、保育室の片隅で、遊んでいても良いことになっていました。(幼児の食事に掛かる時間はとても個人差がありますので)けれど、今年からは、食べ終わらない子どもがいる中で、過度の移動を防ぐ意味で、食べ終わった子どもには、片付け終わったら静かに絵本を眺めて待つように促すようにしたのです。
その為に、じっくり眺めて楽しめる絵本を各学年で、購入いたしました。その始めの選定を、絵本について、それなりに自負を持っている方にお願いしました。いつもでしたら、自園の感覚や考えに寄った絵本を購入してきたのですが、少し違う視点、視野を取り入れてみようと思ったからです。
子ども達が園で出会う絵本の世界がまた一層豊かになってくれると良いと思います。お家に持ち帰りましたら、お子様が「自分で選んだ一冊」を一緒に楽しんで頂きたいと思います。

 さて、運動会は幼稚園にとって大きな行事ですが、今年は来場者の制限をさせて頂くこととなりました。親子競技や保護者競技も今般の状況を踏まえ、残念ですが行ないません。
会場に集う皆さんと共に、楽しく身体を動かして気持ちを通わせながら行なうのが私達の運動会でしたが、実際に触れ合うことは出来なくても、子ども達を介して、皆が心を通わせることは、きっと出来るはずです。我が子だけでなく全ての園児達に暖かい眼差しと声には出さなくとも熱いエールを送って頂きたいとお願い致します。
今のところ例年のように、もしかすると例年よりも多くの子ども達の運動会に対して向かう気持ちに温度差があるかもしれません。なぜなら運動会の醍醐味でもある「競うことの楽しさ」に気付くようになるのは、仲間達とたっぷり関わる経験から生まれるものだからです。
6月にスタートしてから、子ども同士が絡まり心と身体がぶつかり合うように展開する園生活が難しかったことを理由にしたくはありませんが、子ども同士の距離感のとり方を見ていると、もう少しそんな経験が必要かもしれません。そう考えると、この運動会が友達の姿を意識するきっかけとなると思います。

年少児はきっと大きく視野が広がることと思います。年中児はクラスの仲間だけでなく年長児の勇姿に憧れ、どんなに小さな事でも何かに挑戦する気持ちに気付くことになるでしょう。年長児にとっては、最後の運動会になりますが、一人ひとりが自分の意思を明確に持って、そしてそこに向かって頑張ってみたり、つまずいたり、上手くいかないことを繰り返しながら、仲の良い友達やクラスの仲間との間で、心の葛藤をたくさん経験してほしいと思います。
そして自分なりの達成感にもであってほしいのです。私達の運動会は当日が全てではありませんし、その日で終わってしまうものでもありません。その続きが必ずある運動会ですので、この先を見守って頂きたいと思います。皆さんで、楽しく笑顔に満ちた一日に致しましょう。

運動会が終わると、友達と励まし合って、しっかり歩くハイキング、自分達で育てたサツマイモの収穫など子ども達にとって楽しい経験が待っています。これからも子ども達の安全に留意し、様々な環境を整えながら充実した保育を進めていきたいと思います。
若葉会執行委員を始めとして役員の皆様には難しい状況の中、運動会、並びに今後の役員活動に向けての暖かいご支援、ご協力に心から感謝致します。サークル活動の皆様も活動のためのガイドラインの策定など少しずつ始動され、はやし幼稚園では、静かに力強い鼓動が響き始めています。これからも保護者の皆様と共に子ども達を中心に据え、心を通わせ合っていきたいと思います。宜しくお願い申し上げます。

posted by 管理人 at 19:00| 園だより

2020年10月01日

年長児『おたのしみ園外保育』

こんにちは、はやし幼稚園でするんるん

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今日は9月15日(火)に行なった年長児の『おたのしみ園外保育』についてお伝えいたしますわーい(嬉しい顔)


姉妹園の厚木緑ヶ丘幼稚園の年長さんと合同で小田原の「生命の星地球博物館」と「わんぱくらんど」に行きました。

幼稚園バスに乗ってしばらくのドライブバス
バスの窓から見える光景は幼稚園で過ごす景色とは違い、子どもたちも期待に胸を膨らませていました。


最初に着いたのは『生命の星地球博物館』です。

広い博物館のホールには大きな熊のはく製がお出迎えしてくれました。その奥には地球の誕生についての模型や何億年も前の石、恐竜や動物のはく製や昆虫の標本もたくさんあり、子どもたちはそれぞれのコーナーで興味深々な様子で眺めていました。

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見たことのない大きさや色、種類の虫や動物たちの標本を真剣な目で見ています

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館内で思い思いに見学をした後は、『小田原こどもの森公園 わんぱくらんど』に移動しましたバス

公園に着いてからはグループによって動きは様々メロディ

前もって話し合って決めた流れで動いたり、その場で気になる場所に行ってみたり。グループ毎の個性がでていて、微笑ましくもありました。
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コスモワールドには面白そうな遊具がたくさん!
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なんと川遊びもできました!網を手にして川の中を探索〜魚?虫?何がいる?

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滑りやすい石だってバランス良く渡ります

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広い公園の中を移動する「ロードトレイン」は人気がありました(^^♪
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一日たっぷり身体を動かし、友達や先生たちとの時間を満喫した年長さん。この一日を「楽しかったね」と感じられるような体験となるように、グループのお友達や先生と事前にプランを立てたり話し合う等、子ども達の想いがギュッと詰まった内容でした。

幼稚園に戻り、満足気なみんなの様子が印象的ぴかぴか(新しい)年長さんだけのステキな一日になりましたわーい(嬉しい顔)

posted by 管理人 at 16:36| はやしのブログ